今晩,娘といっしょにコードブルー2のDVDで1話見たあと(娘は山ピーのファンである),ちょっとテレビを見ていたら,いきなり臨時ニュースが始まった。
ケビン・ラッド首相の記者会見になった。
明日,与党労働党において,首相続投の賛否を問う投票を行うことになった模様。どうやら副首相ジュリア・ギラード女史がこの投票を要求したようだ。もっとも,そのあとビクトリアの大手紙The AgeのWebで確かめると,実際にはその取り巻き,具体的にはビクトリア州,南オーストラリア州の右寄りの党派に押されてのことらしいが,実質的には彼女が叛旗を挙げたことになる。
この信任投票で,ラッドが敗れると,オーストラリア史上初の女性首相が誕生する公算が強い。
ラッドは先手を打ってこの会見を行い,国民,および党議員に自分の功績をアピールしたものと思われる。
明日の早朝は,オーストラリアはW杯決勝ラウンド進出をかけた大一番だが,政界はそれどころではない雰囲気である。
明日のニュースはこれで持ちきりだろう。
日本ほど頻繁ではないが,こちらも政権トップの交代劇が見られるかもしれない。