ずぼらなWeb管理

おととい,やっと自宅のWebサーバーを復旧した。
ダウンしたのが先週の金曜日未明だから,復旧に8日半を要したことになる。
商用Webサーバーの管理人だったら,今頃クビになっていたであろう。
でも,これは,自分の趣味の一環なので,遅くなったのは仕方ないと思っている。ワールドカップも見なきゃなんないしね。
ダウンして最初の2日ぐらいは,復旧しなくっちゃと,必死だったんだが,ひとたび現行マシンをあきらめ,別のマシンに代えると決心したら,もうあとはノンビリやろうと決め込んだ。

しかし,さすがに,週の半ばごろ,今夜は少し進めようかと思っているときに,妻や娘がPCを使っていると,いらいらした。
実は,複数のマシンでモニターとキーボードを共有しており,サーバー構築中のマシンもそこにつながっている。したがって,誰かがメインマシンを使っているときは,このサーバー構築作業は全くできなくなる。
で,そういうときは,仕方なく後回しとなり,そのうち日本のドラマを見たり,ワールドカップを見たりして,その日は作業なし。なんていうことが続いた。

この週末までもそんな調子でやりすごしたら,いくらなんでも自分が許せないんで,土曜日夕方,日曜の朝あたりはがんばってみたりして,なんとか復旧にこぎつけた次第。

現在,我が家のメインマシン(日常使用するパソコン)は8台目(8代目?)であるが,今までWebサーバーとして使っていたのは4代目メインマシンだった「白波」。これが,今回から6代目メインマシンだった「請福(せいふく)」になった。

白波はASUS Banditという超コンパクトなベアボーンPCで,これにCeleron 2.0GHzのCPUを搭載。メモリは,わずか512MB。今までよくこれで,がんばっていたものだ。

請福はLenovo 3000 J-100というコンパクトデスクトップ機 。CPUはPentium-4 630 3.0GHz。メモリは1GBある。

どちらもOSはWindows XP Homeエディション SP3だが,性能は,CPU,メモリ量でわかるように,請福の方が断然いい。

実際,今日会社からアクセスしてみたが,応答が目に見えて速くなった。
ただ,一部機能を使うと,ときどきページ表示ができなくなり,1分ほど使えない状態になるという症状がでている。もっとも,これに似た症状は前からあったので,速くなった分,顕在化したのではないかと考えている。

まあ,追々直していきたい。

今回のゴタゴタで,再び先送りとなったが,次の目標は,いよいよサーバーのLinux化。今年正月からの懸案事項だ。
投入するのは,7代目,つまり先代メインマシンだった「鉄幹」。ASUS製のコンパクトシャーシに,Core 2 Quad Q6600 2.40GHz,メモリ4GBを積んだ大物である。
OSは,購入時のWindows Vista Ultimateを捨てて,Fedora 12にする予定。当然64ビット版を使い,4GBのメモリを無駄なく使う。

CMSは,XOOPSからXOOPS Cube Legacyにレベルアップしたい。当然,要求されるApache, PHP, MySQLのバージョンも上がるが,Fedoraに付いて来るものなら,そのままで大丈夫のはず。
コード系もできればEUCからUTF-8に変換し,他国語フォントの表示をカバーしたい。
上記のマイナートラブルも,このレベルアップの過程で解消されるのではないかと期待している。

などなど…と,8日にも及ぶサーバーダウンのことは,あっけらかんと忘れ,次を夢見る,ずぼら管理人である。

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