寄る年波

あごが閉じない。左の顎関節がおかしい。
先週末あたりから,どうも調子が変だった。ときどき,閉じるときに,コキっという音がしていた。
それが,月曜日に,コキっともいわなくなり,左顎関節のどこかがつっかえ,奥歯が完全に合わさらなくなってしまった。
外れてしまったというのではない。でも,仮に,外れたという言い方をしておこう。
もういちど,大きく口をあいたり,顎関節付近を指で押さえたりすると,スルっと入る。または,やはりコキっと音がして戻る。
すると,うそのように普通に戻る。

ところが,どうも,口を大きく開いたり,狭くても,下の歯を左右に動かしたりすると,また合わさらない状態になってしまう。

不便だ。

食べるスピードが激減。これで激やせするといいな。
なんて言っていられない。口をあまり開けないように注意していても,食べ物が入ると,奥に運んだりするためモグモグやっているうちに,外れてしまうこともある。むしろ素直に,まっすぐ大きめに開く方が筋がいいようだ。そして,外れる左側の奥歯を積極的に使って噛むと,外れにくい。

などと,食べる方は傾向と対策ができてきても,あくびしたり,ベルトを直そうとして,手にもっていた書類を,ちょっと顎に挟んだりと,意外なときにおかしくなってしまう。

本当に,不便だ。

ああ,これも歳のせいだろうか。
意識していても,なぜか,果物を食べようとすると,外れやすい。まさか,唾液腺と関係があるのだろうか?いやだな。
とりあえず,もうしばらく様子を見て,埒が明かないようだったら,医者に行こうかと思う。
こういうのは,歯科の領域かな?それともやっぱりまずはGPに行くのかな?

このごろ,寄る年波を感じずにいられない。

同じチームに,クリスというオヤジがいる。私と同じQAエンジニアだ。南アフリカ出身の50代後半。
彼が,先々週,いきなり早退した。

「気分が悪い」

と言っていた。それほどでもないように見えた。

ところが,その晩,軽い心臓発作を起こしたという。

幸い,命に別状はなかった。入院し,ステント(血管内に入れて,詰まりを直す)を入れるだけで済んだ。

うまくいけば,明日は出社して来るはずだ。

身長が185ぐらいあり,熊のように固太りしたおっさんだ。最近,昼休みに歩いたりしていたようだが,それでも心臓がいかれていたわけである。

私も注意しないと。

そして,昨日,もっとショッキングな知らせがきた。

私の中学からの同期の旧友が,先月脳卒中を起こし,現在入院中というe-mailだった。
すごい運動神経の持ち主で,5m以上ある石垣を駆け上がったり,逆立ちでノシノシ歩いたり,パワーの塊のようなやつだった。
それが,現在入院中という。本人に悪いので,これ以上詳しいことは書かないが,とにかく,よりによって,あいつが!
本当にショックだった。

我々の世代,最も多いのは親が亡くなるというケース。
しかし,我々自身も,注意しないと親に先立つ不孝をやりかねない。

さあさあ,これ以上夜更かしはいけない。もう寝ようっと。といいつつ,引き続き,次の日のブログをアップするつもり。

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