Dick Smith Bluetooth Audio Adapter

皆様,約1ヶ月のご無沙汰でした。

本日8月3日は私の誕生日。なぜか毎年8月3日にやってきて,私を一つずつ年寄りにしていく。ついに「欽ちゃん二郎さん」の歳となり,本日より,我が家では「四捨五入」という言葉は禁句となった。

真夏に生まれた私であるが,ここメルボルンは冬真っ盛り。最高気温は14度。時雨がちのどんよりした,寒々しい一日で,夕方からかなり強い雨が降ったりしている。典型的なメルボルンの真冬の一日であった。

さて,この誕生日に,妻と娘からプレゼントをいただいたが,これは内輪の話なので割愛する。それに加えて,私から私自身へのプレゼントとして,最近,なーんとなく欲しいと思っていたものを買った。それがこの,Dick Smith Bluetooth Audio Adapterである。$29.98と値段も手ごろ。

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Dick Smithというのは,エレクトロニクス関連商品を売るチェーン店である。パソコン,パソコン関連商品。デジカメ,ビデオカメラ,その他いろいろな電子機器を売っている。このアダプタのように,一部電子機器は,Dick Smithという自社ブランドの製品も置いている。日本にはこれに相当する店は秋葉原みたいなところにしかないかもしれない。オーストラリアには,各都市に何箇所か支店が分散していて,我が家から車で2-3分のところにも,Malvern店がある。

さて,このBluetooth Audio Adapterとは何かというと,BluetoothでiPhoneなどと通信し,iPhone上で再生している音楽を飛ばして,オーディオ機器につなぐというもの。写真の背景にあるのが,テレビとDVD,スピーカーなどをつないでいるアンプであるが,この外部入力端子(パネル右下にケーブルがつながっているのが見えると思う)にこいつをつないでおく。で,あとはiPhoneを手に,ソファにどっかりと座り,音楽を再生すると,音楽がオーディオシステムからいい音で聞けると,こういうわけである。もちろん,選曲などの操作はiPhoneから座ったままできる。要するにズボラ支援機器である。

今までは,この外部入力端子にiPhoneを直接つないでいた。で,曲が終わると,いちいち立ち上がってiPhoneの所まで行って,iPhoneを操作しないとならない。それに,曲を掛けっ放しにして,何か別のことをずーっとやっていると,iPhoneをどこに置いたか忘れて,いざ出かけるときに,思わぬ時間をくったりということがあった。

で,iPhoneを常に手元に置いておけたらと思い,調べたところ,こういうものがあることが分かった。

日本には,この手のガジェットはいろいろあって,選ぶのに困るだろう。しかし,ここ,オーストラリアで普通の店で買えるものは少なく,実際このようなAudio Adapterは当初パソコン周辺機器メーカー,Belkinのもの1種類しかなかった。そして,パソコン,家電を扱う別のチェーン店であるJBHifiではこれを扱っていないのだ。一度JBHifiで探していたら,「ウチにはないので,Dick Smithにでも行ってみて」といわれてあきれたことがある。

で,Belkin製のにしても品薄で,最寄のMalvern店には置いてなかったので,しばらくお預けになっていた。ところが,今日たまたま気づいてWebで調べてみると,Dick Smithブランドの同等製品がでているではないか!しかもBelkin製は$39.98なのに,Dick Smithブランドのものは$29.98と10ドルも安い。ということで飛びついて,今日の私自身への誕生日プレゼントとしたというわけである。

使い方は簡単。iPhoneの設定でBluetoothをOnにすると,このアダプタが見つかり,これをタップするだけでペアリング完了。すぐに使えるようになる。今もソファに座って,音楽を聴きながら,このブログを書いている。ああ,らくちん。

「最近,買って良かったモノ」のベスト5に入るかな?

下の写真が,iPhoneの音楽再生パネル。ボリュームスライダーの右にオレンジ色のマークが点いて,このアダプタと接続できていることが表示される。

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