Qantas航空の整備記録より

これを読むとオーストラリアがいかにラッキーカントリーかがわかります。なんてったってQantasは墜落したことがない世界でも数少ない航空会社ですから。

P:パイロットが報告した問題点
S:整備士の回答

P:左主車輪内側のタイヤはもうそろそろ交換時である。
S:そろそろ交換した。

P:テスト飛行は概ね良好。ただし自動着陸は非常に雑だった。
S:本機に自動着陸装置なんて付いてない。

P:第2エンジンのプロペラから液漏れ
S:第2エンジンのプロペラは正常,第1,3,4エンジンが液漏れ不足。

P:コクピットの何かが緩んでいる。
S:コクピットの何かを締めなおした。

P:ウィンドウシールドで虫が死んでいる。
S:生きた虫を発注済。

P:自動操縦装置,高度保持モードで毎分200フィートの落下。
S:地上では再現できない。

P:右主車輪に液漏れの形跡。
S:形跡消去済。

P:DMEの音量が信じられないぐらい大きい。
S:信じられる程度に設定変更。

P:固定装置が引っかかってスロットルレバーが動きにくい。
S:固定装置はそのためにあるんだよ!

P:IFF が操作不可能
S:Offモードの場合IFFは常に操作不可能。

P:ウィンドウスクリーンに亀裂の疑い。
S:この報告の信憑性に疑い。

P:第3エンジンを失った。
S:右翼に付いている。すぐ見つかったけど?

P:本機の振る舞いが変である。
S:本機に「気をつけ!まっすぐ飛べ!まじめにやれ!」と警告すべし。

P:ターゲットラダーがハミングしている。
S:歌詞をつけて歌うよう,プログラムし直した。

P:コクピットにネズミがいる。
S:猫を入れておいた。

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