前回の記事の最後に予告したレンティルのカレーは,土曜日に作り,日曜日に食べた。下の写真が材料の一部。
レンティルはGreen Lentilsという種類。
これだけではちょっと彩りがさびしいと思い,Lentils以外に,いろいろ混ざったスープミックスを買った。
そもそもこういう豆類はスープの具という前提で八百屋に売っているものだ。
それにしても,500グラムで2ドルしないというのは安い。
材料の豆の後ろにあるのは,スパイス。左から,クミン,ターメリック,コリアンダー。コリアンダーはすり鉢で粉に引いてから使用。
その右は,雰囲気を出すための,インド風のアロマティックライス。これを通常の日本米と同じ要領で炊いた。
写真にあるもの以外の材料。
まずは,カレー粉。これはGaban製のカレー粉のキットで,日本から買ってきてもらったもの。外装の中に,小さな袋に分けて,各種スパイスが入っているもの。これを一つずつ開けては混ぜていき,少量のサラダ油を混ぜて,軽く炒める。というか炒るという感じ。こうしてできたカレー粉を密封が効くジャーに保存しておく。今回,このカレーを作るに当たり,Webでいろいろなレシピを調べたが,どれも「ガラムマサラ」を使っている。この代用品として,このカレー粉を使った。ガラムマサラはもともとスパイス数種を混合したものであり,このカレー粉のサブセットと考えてよい。写真にあるスパイスも,このカレー粉にすべて含まれている。しかし,今日のカレーの特徴を出すために,追加で入れたスパイスである。
あと材料としては,
- タマネギ中2個
- トマト水煮缶詰1缶(あらかじめ有る程度つぶしておくとよい)
- ニンジン1本
- ニンニク2かけ
- ショウガ親指大2かけ
- 黒コショウ十数粒
- オリーブオイル
- 塩
- 水
- 野菜スープの素少々
量的にはだいたい5-6人前か?
下ごしらえ
- レンティスとスープミックス各150gを鍋に入れ,軽く洗ってから,ひたひたの水で20分ほどゆでる。
- タマネギはやや荒めのみじん切り
- ニンニク,ショウガ,ニンジンはすりおろす
手順
- オリーブオイル大さじ3杯を鍋に入れ熱し,コショウ粒をいれて少々炒める。
- タマネギをいれ,火加減を調節しながらキツネ色になるまでじっくり炒める。と,レシピにはあったが,待ちきれないので,少々色が変ったところでやめた。
- ニンニク,ショウガをいれて混ぜ合わせて炒め,香りがでたら,
- クミン,ターメリック,コリアンダーの各粉末スパイスを加え,しばらく炒め,さらに
- ニンジンも加えて炒めあわせる
- 豆を煮汁ごと加える(とあったが,よく読まずに煮汁は捨てた。それでも大丈夫)
- トマトの水煮缶を加え,トマトをつぶしながら混ぜ,水を加えてひたひたを保ち,20分ぐらい煮る
- Gabanのカレーキットで作ったカレー粉を大さじ2杯加えてさらに10分ぐらい煮る
- 塩とスープの素を少々加えて,味をととのえて出来上がり。
本格的に見せるには,ショウガの千切りと,緑唐辛子のななめ切りを添えるといい。我が家ではそんな面倒なことはやらなかった。
ということで,これを作っておいて,土曜日は別のメニュー。刺身が中心。久々に日本酒を開けた。
カレーの方は,丸一日寝かせて,日曜日にインディアンアロマティッライスを炊いて,これにかけて食した。
なかなかうまくできた。サラダとワインがお供。
いつのまに我が家はベジタリアンになったのであろうか?おなかに優しい感じがする。
とにかく,我が家の定番カレーに仲間入りしたことは間違いない。