一日遅れの報告。昨日、日曜日の午後、Melbourne Exhibition Centerで開催されたSnow Travel Expo 2012に行ってきた。
日本にいるスキー仲間の紹介で、このExpoを知った。彼女は斑尾のマンションに部屋を持っており、東京と斑尾半々の生活をしている。斑尾でのイベントのオーガナイズなども手がけており、斑尾ではちょっとした名士である。その彼女から、斑尾がこのExpoにブースを出すという知らせを受け、今回は激励に行ってきたというわけ。
メルボルンモーターショーなどの会場にもなるこのExhibition Centre、広大な展示スペースがあるが、今回はその1/6ぐらいのスペースを使っての展示だった。
会場に入るとまず真正面に長野、新潟スキー場連合の大きなブースがあった。
日本のスキーリゾートは、今オーストラリアで大変人気がある。北海道、特にニセコが有名で、オーストラリア村ができているという。ここに不動産を持っているオジーも多い。また娘の学友の何人かも、一家でクリスマス休暇に日本にスキーに行って来たりしている。
カナダ、ヨーロッパなどに比べると格安のツアー(1/3程度の費用という)があり、ニセコともなれば、雪質も抜群。カナダ、ヨーロッパ各地に行ったことがあるスキーヤーも、ニセコの雪が一番というそうだ。温泉も魅力らしい。
で、ニセコに続けとばかり、白馬がかなり有名になってきた。その他のスキー場も売り込みを開始している。今回、長野新潟連合としては、白馬、野沢、妙高、志賀高原などが名を連ねていた。これに苗場を足せば、ほぼ日本の人気スキー場をカバーできてしまう。(あとは蔵王、安比などの東北勢だが、震災の影響もあるのか、一歩遅れを取っている感じだ)
そして、斑尾。斑尾は高原ホテルが長野県と新潟県の県境にある。したがって、この長野新潟連合に入ってもよさそうなものだが、奮起して斑尾高原だけで、単独ブースを設けていた。パウダースノーと深雪滑りを前面に出して売り込んでいた。斑尾高原ホテルから派遣されて来たお二人と話をした。すでに前述のスキー仲間の彼女から前触れのメールが行っており、我々の名前をちゃんと知っていた。親子3人で、しかも夫婦揃いの斑尾ジャズフェスティバル2011のTシャツを着ていったので、お二人も大変感激してくれた。
我が家も10年ぐらい前までは、オーストラリアのスキー場に行ったりしていたが、雪は悪いわリフト券は高いは、ろくなレストランはないわで、いい加減いやになってしまった。いまではスキーは日本に帰ったときにしかやらないことにしている。実家にスキーブーツもスキーウェアも置いてある。
オーストラリアに移住してから、日本のスキー場には計3回行っている。最初がタングラム。このときは私の両親と親子孫3代スキーを実現した。その後2回はいずれも斑尾。タングラムと斑尾は隣接して相互に行き来ができるから、結局同じところに3回行っているようなものである。
横道にそれたが、さて、その他のブースも見てみよう。日本からはJTBなどの日本行きスキーツアー、日本でのスキーを総合的に案内するブースなどがあった。そして世界中のスキーリゾートからブースが出ていて、近いところではオーストラリアの我がVictoria州のスキー場、ニュージーランド。そしてアスペンなどのアメリカ勢。カナダもヨーロッパも各地からブースが出ていた。スキーメーカーのブースもいくつかあった。Atmic、Salomon、Volkl, Elanを発見。Elanまだあったんだー。
おやっと思ったのが韓国ブース。1ブースだけで韓国のスキー場すべての案内をしているようだった。知らなかったが、韓国で2018年に冬季オリンピックがあるそうだ。へえー。そのとき私は還暦だ。いやなことを思い出しちまった。しかし韓国ブースのおねえさん。私が韓国ですっていうくらい典型的な韓国美人。たくさんパンフレットをいただき、最後にチョコレートまでいただいた。カンサムニダー!
昔は韓国にはドラゴンバレーとかいう人工スキー場しかなかったと思うが、いつのまにやら、たくさんスキー場ができている。韓国にも雪が降るエリアがあるんだね。しらなかった。大体、朝鮮半島のソウルの真裏に当るあたりにスキー場がたくさんあるようだ。リフト券の値段などは、だいたい日本と同じぐらいのようである。
韓国でスキー。これも面白そうだ。
Snow Travel Expo 2012、来週はシドニーで開催。一日しかないので、シドニーの方、お見逃しなく。