冬である。昨日も今日も雨。昨日は特に時折激しく雨が降った。気温は最高でも15度。これは真冬だ。
誤解しないでいただきたい。「真冬並の天気」といっているのではない。昨日も今日も真冬である。かといって、明日もこの調子で真冬かどうかは分からない。(もちろん予報を見れば分かる)明日は夏かもしれない。ちなみに先週の日曜日などは、真夏だった。
これがメルボルンの天気である。この季節、夏だったり冬だったりするのである。「今は秋なんでしょ?」というかもしれないが、それは単に日付的にはそうというだけで、この季節の気候を表してはいない。
このことを、当Webサイトを作った当初記事にした。これについては、また書き直して、現サイトに復活させたいと思っている。とにかくメルボルンの気候を説明するのは非常に難しいのだ。
日付的には秋だと書いたが、草木にとっても、このように日替わりの季節に追随するわけにはいかない。したがって、今、街は秋の装いをしている。4月から5月にかけては、紅葉の季節であり、天気が不安定な場合はあるけれど、メルボルンを訪れるにはベストのシーズンのひとつであると私は思う。
本日はAnzac Dayという祝日。ゆっくり目に起きて、こんな天気なので、うちの中でだらだらとしている。ふと庭先を見ると、4月11日付で紹介したうちの「(推定)桜」の葉っぱが色づきだしていることに気づいた。寒空をバックにすると、メルボルンの「(推定)秋」、実際は冬という季節を象徴する絵が撮れそうな気がして、バチバチと撮影してみた。ベストショットをご紹介。(ポストプロセス済)