やっと無線LANがつながるようになった私の赤いLaptop。その名をbaden。
普通と順序が逆になったが、今度は有線LANをつなぐ番である。
これには、メーカーであるRealtekのサイトからソースをダウンロードし、コンパイルする必要がある。ということは、コンパイルの環境も整えないとならない。
いやだなあ。めんどうだなあ。と思っていた。もしかして、もう一回やったら、うまくつながっちゃったりしないだろうか。
で、だめと思いつつもう一度、ひととおりの悪あがきをした。
システム > 管理 > ネットワーク でネットワーク設定画面を出す。
有線LANのデバイスはちゃんと認識されていて、eth0として出てくる。ハードウェアのタブを見ると、ハードの説明のところに、RTL8111/8168Bと出てくる。うーん、ということは、あれ? 正しいハードが認識できているんじゃないの?
じゃあ、何が悪いのかなあ。
ここと思う設定を変えて、保存すると、Networkサービスを再起動せよというメッセージが出る。そこで、networkサービスをリスタート。
# service network restart
だめだ、やっぱり、eth0の起動でエラーが出る。このデバイスはネットワークマネージャーで管理されていない旨のメッセージ。
再びネットワーク設定に戻る。eth0のページには「NetworkManagerで管理する」にチェックが入っているではないか。
話が合わない。
じゃあ、いっそ、このチェックを消してしまえ!
すると、手動で起動できるように緑の丸いボタンが有効になった。これを押してみる。いくつか確認画面がでて、起動が始まるが、これもやはり失敗。以下がエラーメッセージだ。
eth0 のIP情報を検出中…失敗しました; リンクがありません。ケーブルを確認してみては?
ケーブルはつながってるって。分からず屋!
…待てよ!?
…まてよ?
そういえば、一つ気になっていたことがあった。
最初に疑っていたことがあったのだ。
LANケーブルをつなぐときに、スイッチングハブ経由でつないでいた。このハブ、名もないメーカーの安物なのだ。もしかして、これがボロいせいではないか?
ただ、この疑いは、Windowsに戻したらつながったことで、打ち消して、忘れていた。
しかし、一応確認した方がいいのではないか?
そこで、ルーターに直接つないでみた。
…つながった!
なんだー! そういうことかよ。
このbadenのネットワークカード。Giga Bit対応なのである。ルーターもGiga Bitなのだが、スイッチングハブは古く、当然100Mしかサポートしていない。これでは、リンクアップすらしない場合もあるだろう。Windows版とLinux版では、ディバイスドライバが異なるから、Windows版は賢かったため、100Mのものでもつながったが、Linux版は融通が利かなかった。そういうことなのだろう。
念のため、ルーターとスイッチングハブ間を実績のあるケーブルでつなぎ換えて、ケーブルが原因でないことを確かめた。ケーブルを換えても、相変わらずスイッチングハブ経由ではつながらないということは、ケーブルが悪いのではない。
あとは、Giga Bit対応のスイッチングハブを買ってきて試せば、原因が特定できる。
が、とにかく、コンピューター側のハード、ソフトは悪くなさそうだということが分かった。今のところは無線でつながっているので、これで充分だ。スイッチングハブは、そのうちいいやつに買い換えることにしよう。
ということで、ネットワーク関連はこれですべて解決だー!