Fedora 用Laptop購入!(Fedora Laptop 構築記 – 1)

ちょうど一週間前になるが,Dellのラップトップを買った。

我が家の遠大な計画では,家族一人ラップトップ1台にするということを目指している。
1ヶ月前,妻もDellのラップトップを購入しており,台数的にはすでに一人1台を超えていたのだが,すべてが個人が独占して使うに足る機能,性能,容量を満たしているとは言えなかった。。
これが,今回の購入で,一応満足いくレベルになったと言えそうだ。現在はまだデスクトップのメインマシンがあって,最終的にここで作業する必要があるものがかなりの割合である。
最終段階では,これを,それぞれのラップトップをそれぞれのメインマシン化し,デスクトップを全廃したいと考えている。
ただし,デスクトップ機をサーバーとして今後も使う。これはできればLinuxにしたい。

なぜこんなことをするかというのは,もうほとんど私の趣味の領域である。
現在,趣味の領域と,実務がクロスオーバーしてきていて,より一層趣味と実益を兼ねて,いろいろなことにチャレンジしたい。
そういう発想からの自宅コンピューティング環境整備である。
ひとり一台にすることで,メインマシンの取り合いがなくなる。やりたいことを即刻できるようにするというのは,意外と重要なことで,これがないと,結局やりたいことを1日延ばしにして,その他の雑務にまぎれて,やらずに何ヶ月も放置するという事態にもなりかねない。

さて,この話をしだすと限りがない。
先週買ったDellのラップトップである。
Vostro 3400という機種で,14インチワイドスクリーン。CPUはCore i5 460M。メモリ4GB。ハードディスクは320GB。これで1000ドルを割る値段だったが,ボディーを赤にするオプションを選んだので,結局1000ドルをちょっと上回ってしまった。

OSはWindows 7 Professionalの64bit版だが,これは捨ててしまう。いや,本当にゴミ箱に捨てるわけではない。
上記ハードディスクも取り外し,別途購入した500GBのものに換装した。これはいざというときに,元のディスクに戻すだけで,すぐに使えるようにという配慮である。これで,500GBの方でやりたい放題,何をやっても怖くない。

そして,この500GBのハードディスクにFedoraを入れる。現段階で最新のFedora 14 64bit版である。
付いてきたWindows 7はこのFedoraにVMware Playerをインストールし,そこで仮想マシンとして動かしたいと思っている。

実は,ラップトップにFedoraを入れることは,すでに準備段階として古いマシンで実験済である。
試したかったのは,以下の2点。
1. ネットワーク,特にワイアレスLANがうまく機能するか
2. もともと入っていたWindows(実験機ではXP)のイメージを仮想化して,Fedoraの上で走らせられるか

結果として,1.はクリアした。有線のLANは最初からつながっていた。これはそうだろう。そして,ワイアレスも,あっけないほど簡単だった。D-LinkのPCMCIAカードのワイアレスアダプタだったので,ドライバの入手とか,面倒な作業が発生するかとおもいきや,何もすることなし。カードを挿して立ち上げたら,OSがこれを認識し,あとはWifi設定をするだけで済んだ。さすがはFedora!

2.については,VMWare Playerを使った。元のWindowsのイメージは,VMWare Converterでイメージに変換。これをVMWareで動かそうとした。
結論をいうと,このマシンが古すぎたために,これはうまくいかなかった。これについても,話し出すと長くなるが,本題から外れるので割愛する。しかし,いろいろ悪戦苦闘しながらも,新しいマシンなら大丈夫そうだという感触を得た。

ということで,自信をもって臨んだ今回のFedoraのインストール。ところが思わぬ落とし穴が待っていた。

つづく

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です